社会人からテニュア大学教員へ

40代で大学教員に転職したぽんこつ博士のブログです。研究・教育の世界に興味のある方へ情報をお届けできればと思っています。

教員公募

「出来レース」と「一本釣り」

しばらくぶりの更新です。 今回は「出来レース」と「一本釣り」採用について書きたいと思います。 私が直接関わったわけではないですが、選考委員会の意見が教授会で認められない事例がありました。 職位に意見の相違があり、1階級下げて採用するように意見…

教員公募について考える③

つい新型コロナに熱が入ってしまいました。 メインテーマの教員公募について書きたいと思います。 今回は本当に公募なのか?いわゆる「出来レース」疑惑について書きたいと思います。 私自身、教員になって3年なのでそれほど多くのケースを経験したわけでは…

面接までの期間と選考結果報告

今回は他ではあまり見かけないテーマということで、教員公募時の面接について書きます。 以前に書かせていただきましたが、私の戦績は応募26、面接5、採用2になります。なので、21回書類審査落ちと言うことになります。書類審査の結果が届くまでの期間は本当…

教員公募について考える②

大学教員の求人は、一般に公募という形が取られ、「JREC-IN Portal」(以下、JREC)というサイトに掲載されます。 もちろん通常の就職と同じように、知り合いの伝手や一本釣りで選ばれることもありますが、それはまたの機会に述べたいと思います。 JRECでは…

教員公募について考える①

大学教員をテーマにすると避けては通れないのが、一体どうやってこの職業に就くのか?ということではないでしょうか。 王道の流れとしましては、 ① 博士号を取得する。 ② ポスドクとして研究実績を積みながら、教員公募に応募する。 ③ めでたく採用。 こんな…