社会人からテニュア大学教員へ

40代で大学教員に転職したぽんこつ博士のブログです。研究・教育の世界に興味のある方へ情報をお届けできればと思っています。

面接までの期間と選考結果報告

 今回は他ではあまり見かけないテーマということで、教員公募時の面接について書きます。

 

 以前に書かせていただきましたが、私の戦績は応募26、面接5、採用2になります。なので、21回書類審査落ちと言うことになります。書類審査の結果が届くまでの期間は本当にまちまちで、公募締切後1週間くらいで届くものもあれば、何ヶ月も経ってからきたものもありました。連絡方法の大半はお祈りの手紙でしたが、連絡が早いときはメールでいただく場合もありました。

 メールで審査落ちの連絡をもらったのは地方国立大学でしたが、なんと公募先の教授から直々に届き、「今後の活動もあると思うので、早めに結果をお知らせした方がいいと思いメールさせていただきました。」と書かれていました。後にも先にもこのような連絡をいただいたのは1校のみですが、個人的にはこのような気遣いができるボスの下で働きたい思いを強く持ちました。

 今回のお題とした「面接」ですが、これまで呼ばれた5校を振り返ると、締切後1~6週後に全てメールでいただいていました。連絡の中で、日程調整が可能であったものは2校で、他の3校は日時が指定されていました。面接の内容が気になるところだと思いますが、それは別の機会で書かせていただこうと思います。面接時間はいずれも30~45分くらいでした。

 面接が終わってから、選考結果が届くまでの時間は5日から3週でした。但し、3週かかったときはゴールデンウィークを挟んだので、実質2週と考えてもいいと思います。採用時の連絡手段はメールで、不採用の時はお祈り書面が届きました。1校だけ選考結果が電話連絡となった大学がありますが、見事に不採用だったので、非常に気まずい思いをした経験もあります・・。いずれにしても、面接まで進んだ場合は、比較的早めに連絡が来ると思って間違いないと思います。ネットでは当日や翌日に連絡がきたという書き込みも見かけますが、一般的に採用内定は教員選考委員会の決議と教授会の承認が必要ですので、即日連絡は人事の権限が特定の人に集約している大学じゃない限り難しいのではないかと思います。