社会人からテニュア大学教員へ

40代で大学教員に転職したぽんこつ博士のブログです。研究・教育の世界に興味のある方へ情報をお届けできればと思っています。

教員公募について考える①

大学教員をテーマにすると避けては通れないのが、一体どうやってこの職業に就くのか?ということではないでしょうか。

 

王道の流れとしましては、

① 博士号を取得する。

ポスドクとして研究実績を積みながら、教員公募に応募する。

③ めでたく採用。

こんな感じでしょうか。

文字で書くと単純明快なんですが、超凡人の私は「③採用」に至るまで、準備期間を入れると20年近くかかりました(^^;)

 

私の場合、学位取得後、教員公募にエントリーしまくった時期が非常に辛かったです。

日中、通常の仕事をこなしながら、陰でコツコツと応募を続けるのは精神的にかなり堪えます。

振り返ると、現在の職に就くまで、26校に応募し、面接に呼ばれたのが5回、そのうち採用に至ったのは2回でした。

今考えれば40過ぎで節操なく、よくやったのというが、率直な感想でしょうか・・。

 

次回は自身の経験も踏まえて、教員公募を掘り下げてみたいと思います。